ボクシング入門者必見!!ジャブとストレートの打ち方

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。様々なモデルさんが体型維持の為に格闘技を取り入れるようになってから、男性の方だけに限らず、女性の方もボクシングやキックボクシングを始める方が多くなりました。現在ではボクシング女子やキックボクシング女子、総称して格闘技女子なんて言葉もあるように、女性の方にもボチボチ人気の習い事となっています。いきなりチャレンジすると、あ~もうそんな色んな事言われてもわからんちゃ!となってしまうと思うので、本日はまず始める前にボクシングでの基本的なパンチである、ジャブとストレートの打ち方をお伝えしたいと思います。


腕だけで打っちゃ~だめですよ

まずパンチをお伝えする前に、これは前提として知っておきましょう。パンチと言うと腕だけ使って打てばいいやろ?と思っている方も多いと思いますが、腕だけに限らず、様々な筋肉を動員しなければ、いいパンチやカッコいいパンチは打てません。主に回旋動作(ひねり)や下半身の連動をしっかり行わないといけません。野球選手も腕だけでバットを振っている選手なんていないですよね?必ず下半身を踏み込んで腰をひねって腕を使いバットを振っているはずです。ボクシングも同じです。腰をひねり、そのひねりに伴い、腕と下半身が連動して強いパンチが打てます。う…うん… そうですよね。今は全くピンときてないと思いますが、とりあえずこの事は頭の片隅に入れておきましょう。それでは今からパンチをお伝えしていきます。


ガードポジション

知識

まずボクシングをする上での基本的な構えになり、必ずパンチを打ったらこのポジションに戻ります。また相手からの顔に対する攻撃を守るという役割も担っています。このポジションが出来ないとパンチどころか、ボクシングは始まりません。

構え方

  1. 脚を腰幅に開く。
  2. 開いた腰幅のまま、左足を普段歩く歩幅分、1歩前に出す。
  3. 脇を絞り、グローブを頬の位置まで上げ、身体とつま先を少し右斜め方向に傾ける。

ポイント

  • グローブは完全に向き合った状態ではなく、小指を少し内側に入れ、左手は拳一個分前に出す。
  • 一本足にならずに、③の青い線分は隙間を空けておく。
  • 身体とつま先は右斜め方向に傾けるが、顔は正面を向いておく。

ジャブ

知識

ジャブは相手との距離を計り、倒す際に決め手となるパンチのきっかけを作る為に用いられます。その為リードパンチと呼んだりもします。左を制する者は世界を制すという有名な言葉もあるように、ジャブが打てないとまず他のパンチは当たりません。

打ち方

  1. カードポジションに構える。
  2. 構えた左手を、その位置から真っ直ぐ伸ばして打ち、ガードポジションに戻す。

ポイント

  • より強いジャブを打つ際は、青い〇部分の左の腰を、右にひねりながら打つ。
  • 当たる際に拳を返し、その拳でしっかり当てる。
  • 当たった後は打ちっ放しにならないように、素早く戻す。
  • パンチを戻す際は必ず、元のガードポジションの位置に戻す。

ストレート

知識

相手を倒す際に、一番多く用いられるパンチです。ジャブと違い利き腕でのパンチになるのと、腰と下半身の連動を使って打つ為、威力も強くなります。最悪ジャブとストレートさえ出来れば、試合は成り立つと言ったら大げさになりますが、そのくらい試合の中でも、多く使われるパンチです。

打ち方

  1. カードポジションに構える。
  2. 右の腰とつま先を左にひねりながら、右腕を構えた位置から真っ直ぐ伸ばして打ち、ガードポジションに戻す。

ポイント

  • 打つ際は青い〇部分の右の腰とつま先を左にひねりながら打つ。この時、右のつま先が正面を向くまで、しっかりひねる。
  • 当たる際に拳を返し、その拳でしっかり当てる。
  • 当たった後は打ちっ放しにならないように、素早く戻す。
  • パンチを戻す際は必ず、元のガードポジションの位置に戻す。

※上記の説明は全て、右利きの説明になります。左利きの方は逆にして下さい。


まとめると

ボクシングを始めるなら、まずはこの二つのパンチを習得しないといけません。先程もお伝えしたように、少し言い過ぎにはなりますが、ジャブとストレートさえ出来れば、最悪試合は成立します。本日お伝えした内容を参考にして、しっかり習得していきましょう。次回は少しレベルを上げて、フックとアッパーの打ち方について、お伝えしていきたいと思います。それでは次回もお見逃しなく。

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