筋力と筋肉量は違う

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。見た目はそんなにゴツくないのにやたらと力が強い方っていますよね? あれって何でなん? と思ったことはないでしょうか? 本日はその理由についてお話したいと思います。


筋力=筋肉量ではない

勘違いしている方も多いと思いますが、筋力と筋肉量は同じ意味ではありません。僕もよくお客様をカウンセリングする時に、目的は何ですか? と聞くと、筋力向上です。と答える方がいますが、おそらくそれは筋肉量を増やすという認識で答えている方が大半です。完全に間違いではないのですが、正確には、筋力と筋肉量の持つ意味合いは異なります。ではどのように違うのでしょうか? それぞれを詳しく説明していきます。


筋力とは?

筋収縮を行う際、人間は神経からの伝達により、動員する筋繊維や数を決めています。この筋繊維が動員されて発揮する力のことを筋力と言います。これには個人差があり、より多くの筋繊維を動員出来る人は筋力の強い人、逆にあまり動員出来ない人は筋力の弱い人という表現になります。


筋肉量とは?

次に筋肉量ですが、筋肉量はそのまんまです。その方の持つ筋肉の量のことを言います。見た目がマッチョの人は筋肉量の多い人、細い人は筋肉量の少ない人という表現になります。


なぜ見た目がごつくないのに力が強い人がいるのか?

先程の説明でわかった方もいるかもしれませんが、何でそんな人がいるのか? それはその人が筋肉量はそこまでなくても、筋力が高いからです。例えば、筋肉量は同じでも筋肉を80%動員出来る人と70%しか動員出来ない人とでは、当然80%動員出来る人の方が、重い重量を挙げることが出来ますよね? これが見た目がゴツくなくても力の強い方がいる理由です。必ずしもマッチョの方が力が強い、重い重量を持ち上げることが出来るという訳ではありません。とは言え、ある程度は比例しますので、マッチョの方が普通の身体の人に比べて筋力がないという訳でもないので、そこは勘違いしないようにして下さい。


まとめると

筋力=筋肉量ではございません。筋力は筋繊維を動員して発揮する力、筋肉量はその方の持つ筋肉の量になります。今まで同じ意味合いで使っていた方は、本日の内容を参考に、しっかり覚えておきましょう。

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