マッスルメモリーって本当にあるの?

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。皆さんはマッスルメモリーという言葉を耳にしたことがあるでしょうか? うん? 筋肉の記憶? 何それ? って方もいるかもしれませんが、トレーニングを続けているとたまに耳にするフレーズだと思います。本日は前回の投稿に少し関連して、このマッスルメモリーについてお話したいと思います。


そもそもマッスルメモリーって?

トレーニング界においてのマッスルメモリーとは、トレーニングを継続的に行っていた方がトレーニングを長期間休んだとしても、再開後、比較的すぐに失った筋肉を元の水準まで取り戻すことができる特性のことを言います。


マッスルメモリーはあります!

とは言ってもまだ疑っている方もいるかもしれませんので、ここからはマッスルメモリーを証明する研究結果をご紹介します。トレーニング経験のない男性に7週間トレーニング → 7週間トレーニング休み → 7週間トレーニングという流れで実験を行いました。当然休みの7週間は筋肉量が落ちましたが、最初のトレーニング7週間と最後のトレーニング7週間を比較した時に最後のトレーニング7週間の方が筋肉量の伸び率は高い結果となりました。なぜ伸び率が高くなったのか? それは最後7週間トレーニングを再開した内、わずか3週間で減った分の筋肉量を取り戻したからです。この実験から失った筋肉量を取り戻すには、筋肉量を増やした時に比べ時間がかからないこと、つまりはマッスルメモリーの存在が明らかになったと言えます。


なぜメモリーされるのか?

マッスルメモリーのメカニズムはまだ解明されていない部分もありますが、一番有力な見解としては、筋細胞にある核の存在です。一昔前までこの核は消滅すると言われていましたが、最近の研究結果では長い年月の間、核は生き残ることが明らかになっています。つまりこの核が生き残っている内は、マッスルメモリーを使うことができるのではないかと考えられています。


ケガは思い切って休む

トレーニングを長く継続していると、必ずと言っていい程、ぶち当たってしまう壁がケガです。よくケガをしているにも関わらず、無理してトレーニングする人もいますが、そんな時こそマッスルメモリーです。 筋肉を失う不安もわかりますが、すぐに取り戻せます。騙しながらトレーニングして、なかなかケガが治らないよりは、思い切って休んだ方が長い目で見ると、質の高いトレーニングが継続できると思います。


まとめると

マッスルメモリーは存在します。トレーニング出来ない期間があって筋肉を失ったとしても、それは比較的すぐに取り戻せます。ケガは思い切って休む、何らかの理由でトレーニング出来なかったからと、悲観的になりトレーニングを辞めてしまうのではなくまた再開する。トレーニングは継続してなんぼです。あなたのマッスルメモリーを信じましょう!

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