皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。本日は前回の投稿に引き続き、なるべく筋肉を落とさずに有酸素運動を取り入れるタイミングや強度についてお話したいと思います。
エネルギーがある状態で行う
前回の投稿でもお話しましたが、これは有酸素運動だけに限らず、ウエイトトレーニングにおいても同じです。空腹での運動は筋分解を促進してしまいますので、必ず有酸素運動をやる際はエネルギーが体内にある状態で行いましょう。
トレーニングとの間隔を空けて行う
実際の研究結果からもトレーニングのみを行ったグループとトレーニング後に有酸素運動を行ったグループで比較した際、トレーニングのみを行ったグループの方が、筋合成の割合が高かったことが明らかになっています。理由は前回の投稿でお伝えした通り、トレーニングでエネルギーを使う為、有酸素運動でのエネルギーが不足し、筋分解が起こりやすくなることと、コルチゾールの増加、テストステロンの減少による筋合成の妨げが原因です。ジムに行けば、トレーニングとセットで有酸素運動を取り入れる方も多いと思いますが、トレーニング後すぐに有酸素運動をするのではなく、間隔を空けたり、別の日に取り入れることをおすすめします。どうしても別の日に時間が取れないという方はトレーニング後にEAAなどの吸収の早いアミノ酸を摂取して行うようにして下さい。
高強度、長時間は避けよう
高強度で長時間の有酸素運動を継続すると、空腹時同様にエネルギー源が不足し、筋分解の促進と筋合成の妨げになってしまいます。トレッドミルであれば、少しの傾斜と早歩きぐらのスピードで1回30分程度を目安に取り入れて下さい。
まとめると
有酸素運動を取り入れる際のポイントは、空腹時を避けること、それからトレーニングとの間隔を明けること、最後に高強度、長時間ではなく、少しの傾斜で1回30分程度の早歩きぐらいを目安に取り入れることがポイントです。本日の内容を参考に上手に有酸素運動を取り入れるようにしましょう。