皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。トレーニングを休むと筋肉が落ちてしまう… こんな不安感にかられたことはないでしょうか? 中には筋肉を落としたくないから、旅行先でも、近くにジムがないか探しちゃいます。なんて方もいると思います。もう半分、いや完全にトレーニングに取りつかれちゃってますよね… というわけで本日は、何日までなら休んでも筋肉に影響がないのかについて、お話したいと思います。
2週間なら落ちませんよ
早速、これでもう終わってもいいぐらいの答えから言っちゃいます。1年間の筋トレ経験がある若年男性に通常の生活を続けてもらいながら、トレーニングだけを2週間休むという研究をした結果、筋肉量の減少はほとんどなかったことが明らかになっています。トレーニーの皆さん、安心して下さい。2週間休んじゃっても筋肉はほとんど減りません。但し、入院などの寝たきりの生活では、1週間で筋肉量が1.6㎏減少したという研究結果もあるので、寝たきりではさすがに1週間でも大幅に筋肉量は落ちてしまうようです。
トレーニング歴が短い人は…
上記の研究はトレーニングを1年継続的に行っている方を対象とした研究結果になります。トレーニング歴が1年に満たない方は、2週間トレーニングを休んでしまうと著しくはないにしても筋肉は減ってしまう可能性があります。なので、あくまで1年以上のトレーニング歴がある人は2週間休んでも、筋肉はほとんど落ちないとご理解下さい。
それグリコーゲンのせいかも
いやいや、材木さん! 俺実際に休んだことあるけど、身体しょぼんだよ。これで筋肉落ちてないってどうゆうこと? わかります。実際にトレーニングを休んだことのある方なら、皆さんそう感じるはずです。でも実はそれ、グリコーゲンの減少が原因だったんです。トレーニング時のエネルギー源であるグリコーゲンは、1gに対して水分3gを保持する性質があります。もちろんトレーニングによってグリコーゲンは使われ減少しますが、トレーニング後は超回復により元より増え、その結果水分も増えるので、筋肉に張りがうまれます。しかし、トレーニングを休んでしまうと、超回復は起こらなくなり、エネルギー源もそこまで必要なくなる為、グリコーゲンは減少します。グリコーゲンが減少するということは水分も減少し、結果、筋肉に張りもなくなります。しょぼんだように見えてしまうのは、筋肉が落ちたのではなく、グリコーゲンの減少により水分が減少した為だったのです。
まとめると
寝たきりではなく、通常の生活を続けている場合で1年以上トレーニング歴がある方は、2週間トレーニングを休んでも筋肉量の減少はほとんどありません。なので、全国のトレーニーの皆さん、ちょっとトレーニングができなかったからと不安になる必要はないんです。2週間以内だったら、旅行も楽しめるし、お初月だってゆっくり過ごせますよ。次回は本日の投稿にちょっと関連して、マッスルメモリーについてお話したいと思います。次回の投稿も是非ご確認下さい。