トレーニング中の呼吸について

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。皆さんもトレーニングをしていて、あれ?呼吸ってそういえばどうすればいいの?えっ?どのタイミングで息を吐くの?吸うの?これ息止まってんだけど大丈夫?なんて思ったことはないでしょうか?僕もパーソナルトレーニングをしていて、良くお客様から尋ねられる質問の一つです。本日はそんなトレーニング中の呼吸について、お話します。

一般的に教わる呼吸

トレーナーさんに呼吸の質問をした時、重さを上げる時に吐いて、戻すときに吸いましょう。って言われませんでしたか?一般的に言われている呼吸の順番はこの順番だと思います。ただこれ、僕の中ではちょっと違います。完全に間違っている訳ではないんですが、微妙なんです。友達以上恋人未満的な、私たちってどういう関係的な?ちょっと微妙の例えがわかりにくいですが… 実は息を吐いている状態はどちらかと言うと力が入りにくい状態なんです。えっ!そう教わったけど?って話ですよね?ではなぜ力が入りにくいのか?

ため息をすると、どうなります?

皆さん、ため息をする時って、息をどうします?そう!吐きますよね?では息を吐きながら身体はどうなります?そう!力が抜けていきますよね?そもそもため息って、落ち込んだ時やイライラした気持ちを抑える時、もしくは一息つきたい時にしませんか?チッ!あ~もうマジだりぃ~イライラするわ~からのもう一回舌打からの「はぁ…」ですよね?このように人は息を吐く事(ため息)によって身体の力を抜き、感情を抑えたり、気持ちを整理したりします。もうわかると思いますが、この原則で言うと重さを上げる時に息を吐いてしまうと、当然力が入りにくい状態になってしまいますよね?では力が抜けない為にはどうしたらいいのか?

力を入れる時は息を止める

実は本当に力を入れている時、大半の方は息が止まっています。短距離を走る時に呼吸ってほとんどしないですよね?それは最大に力が入ったままの状態で走り抜く為です。トレーニングにおいて一番力を出さないといけないのは、重さを上げる時です。つまりこのタイミングは息を止めて上げるのがベストだと言えます。身体の使い方が上手な方は自然とそうしているはずです。ではこれを踏まえて、僕がお勧めする呼吸の順番をお伝えします。

トレーニング中にお勧めの呼吸

まずは重さを上げる前に大きく息を吸います。次に重さを上げる時(力を入れる時)に息を止め、上げ切ったら短く息を吐きます。そして最後に重さを戻す時に息を吸います。これがお勧めの順番です。下記でもう一度整理しましょう。

  1. 大きく吸う(重さを上げる前)
  2. 止める(重さを上げる時)
  3. 短く吐く(重さを上げ切ったら)
  4. 吸う(重さを戻す時)                                                                                                                                         

まとめると

息を吐くタイミング一つで力の入り方は変わってきます。しっかり理論的に考えて呼吸の順番を理解すれば、トレーニングの質も高くなると思います。特に一般的な呼吸でトレーニングをしていた方は、今までより回数が増えたり、重さが軽く感じたりするかもしれません。明日からのトレーニングにきっと役立つと思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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