筋肉は遺伝するのか?

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。優れたスポーツ選手の子どもが同じスポーツで活躍するシーンは、皆さんもよく聞いたことがあるし、目にしていると思います。では筋肉も身体能力同様に遺伝するのでしょうか? 本日はそんなお話しです。


筋肉も遺伝します

ある実験では、同じ条件下でトレーニングしたにも関わらず、人によって筋力、筋肉量の上がり幅にバラつきが出ました。これは遺伝的要素により、筋肉のつきやすい人と、つきにくい人がいることを証明した実験になります。今トレーニングを頑張っている人にとっては、ちょっとテンション下がっちゃうお話しになりますが、筋肉がつきやすい、つきにくいは遺伝的要素が関係しています。


骨格の遺伝が深く関わっている

上記では筋肉の遺伝についてお話しましたが、筋肉の遺伝には、骨格の遺伝が深く関わっています。筋肉と違い、いくらトレーニングしたとしても、骨格を劇的に変えることはできませんよね? 当然、骨密度が高く、骨が長く太い方が、それだけ高強度のトレーニングができ、付着する筋肉の体積も、骨が大きいだけ大きくなります。つまり骨格の遺伝に恵まれている方は、筋肉をつけることに有利に働きます。上記ではわかりやすく筋肉が直接遺伝するとお話ししましたが、実は骨格の遺伝が筋肉の遺伝に深く関わっていたのです。


諦めないで!

ここまでの話しを聞くと、いや、材木さん、それもう遺伝やん… トレーニングする意味ねーやん… と不貞腐れてしまいそうになりますが、諦めないで下さい! 全てが遺伝で決まる訳ではありません。当然、栄養摂取やトレーニング内容などの環境による影響も筋肉量を上げる重要な要素です。むしろ遺伝以外で、僕らが身体を変える要素はそこしかありません。逆を言えば、いくら遺伝的要素が素晴らしくても、そこがなければ身体を変えることは絶対にできません。トレーニングは決して裏切りませんので、諦めないようにして下さい。


まとめると

確かに筋肉のつきやすさ、つきにくさは遺伝します。でもその後の栄養摂取やトレーニングなどの環境が一番重要な要素です。コンテストなどに出場する方とかは別ですが、一般の方のボディメイクであれば、遺伝はあんまり気にしなくても環境だけでも身体は十分に変えられます。遺伝の話をしといて、こう言うのもあれですが、要するにあんま気にせず、自分を信じてトレーニングに励みましょう!

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