HIITって何?本当にダイエットに効果的なの?

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。現在では色んな筋トレユーチューバーの方が動画を出しているHIITですが、あれって何?本当にダイエットに効果的なの?と思った方も多いのではないでしょうか?本日はそんなHITTについてお話したいと思います。


HIITとは?

HITTとはHigh Intensity Interval Training の略語で、その頭文字をとりHIIT(ヒートもしくはヒット)と呼ばれる、高強度インターバルトレーニングのことです。元々は立命館大学の田畑泉教授がスピードスケート選手のパフォーマンス向上の為に考案されたトレーニング方法がモデルとなっています。えっと… 全く知らない方は何言ってんの?ですよね? それではもう少し詳しく説明していきましょう。


HIITのトレーニング方法

高強度インターバルトレーニングをもう少しわかりやすく言うと、めちゃくちゃ息の上がる運動をした後、少し身体を休ませる。このサイクルを繰り返すトレーニングが高強度インターバルトレーニングです。具体的には、20秒間最大酸素摂取量の170%の強度でトレーニングをして10秒間休む。これを8回繰り返すといった定義になります。いやいや最大酸素摂取量の170%の強度ってどれくらい?って話になりますが、もう本当に勘弁して下さい… これ以上は… これ以上は身体が動きません… といった地獄のレベルと考えて頂ければわかりやすいかと思います。かなりハードなトレーニングになるので、一般の方向けには10秒間休むを20秒間休むに変更したり、20秒間のトレーニングの強度を下げたりと、最近では少し形を変えて広く普及しています。次に効果についてです。


HIITの効果

通常だと有酸素性のエネルギー供給はランニングなどの有酸素運動をして高め、無酸素性のエネルギー供給は筋トレなどの無酸素運動をして高めるといった2種類の運動が必要になります。 えっと… ちょっと何言ってるかわからない… ですよね? わかりやすく言うと、ある程度の時間、身体を動かす持久力を向上する為にはランニングなどの運動が必要で、大きな力を短時間で出すような瞬発力を向上する為には、筋トレなどの運動が必要ということです。ですがHIITはなんと!この2つの運動を同時に出来る優れたトレーニングなんです。上記に記載した特殊なトレーニング方法がこれを可能にしています。有酸素性のエネルギー供給と無酸素性のエネルギー供給を1つのトレーニングで同時に高めることが出来る。これがHIITの最大の効果になります。なのでスピードスケートや中距離走、格闘技などの有酸素要素と無酸素要素の二つを持ち合わせたスポーツなどにとっては効果的なトレーニングと言えます。


HIITはダイエットに効果的なのか?

スポーツをしている人にとって効果的なトレーニングという事はわかった。でも一般の方が一番気になるのはこれですよね?もちろんダイエットだけの話で言えば、効果は期待出来ます。但し食事制限が出来ているのであればです… 単にHIITをやっただけで食べ過ぎてしまえば、当然痩せません。大事なのは食事制限と合わせて行うことです。食事制限がしっかり出来ているのであれば、筋肉も使うので基礎代謝をある程度落とさずダイエットすることが出来ます。また筋トレ(無酸素運動)と同様にHIITも無酸素要素を持つ運動です。糖をエネルギー源として消費する事と、トレーニング中だけに限らずトレーニング後もある程度エネルギー消費が持続するアフターバーンも期待できます。


まとめると

HIITは短時間で終わるので、時間がない時やそもそもトレーニングが嫌いといった方には、効率のいいトレーニングだと思います。ただ出回っている動画の中には、強度が低く過ぎて、これじゃちょっと… という動画もあるので気を付けて下さい。トレーニングに取り入れる際は、上記のトレーニング方法を参考にして強度設定を行って下さい。そして何度も言いますが、ダイエットでHIITを取り入れる際は、しっかり食事制限とセットで取り入れるようにしましょう。

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