皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。トレーニングをしている方なら、一度はバキバキの腹筋に憧れを抱いちゃいますよね? 僕もよくお客様から、腹筋を割りたいんですけど、どうしたらいいですか? と質問を受けることがあります。実際にはどうやったら効率よく腹筋は割れるのか? 本日はそんなお話です。
腹筋だけしても割れませんよ…
毎日ひたすら腹筋のトレーニングをすれば、そりゃ割れるやろ? と思ってしまいがちですが、残念ながら割れません… なぜ腹筋のトレーニングだけしても割れないのか? それはトレーニングして割ったとしても見えないと意味がないからです。
体脂肪を落とさないと腹筋は見えない
実は皆さんが腹筋と呼んでいる腹直筋は、大きさは別として、写真のように最初から割れています。元々腹直筋は割れた形状をしているので、これが表面に見えれば、割れた腹筋が手に入ります。では何がそれを邪魔しているのか? それは体脂肪です。体脂肪がある内は、どんなに腹筋のトレーニングを頑張っても、見えないので割れません。個人差はありますが、男性なら体脂肪率10%以下、女性なら15%前後ぐらいで、だいたい割れた腹筋が見えてきます。食事制限をして体脂肪を落とすこと、まずはこれが必須になります。
腹筋割りたかったらスクワット!
いやいや、材木さん、こっちゃ~腹筋の話しをしよんよ。何で脚なん? と思うかもしれませんが、まぁ落ち着いて聞いて下さい… 基礎代謝(何もしなくても最低限消費されるカロリー)は筋肉によって決まります。そして下半身の筋肉は全体の約60%を占めると言われています。つまり基礎代謝の6割は下半身なので、食べた物は下半身で消費して、お腹に回らないようにする。この考え方を持つことが大切なんです。特にスクワットのような多関節運動のトレーニングは、同時に腹筋をトレーニング出来るので一石二鳥です。腹筋のような小さな筋肉だけで基礎代謝を上げるのではなく、その大半を占める下半身をしっかりトレーニングして、基礎代謝を上げ、痩せやすい身体を作るようにしましょう。
腹筋をトレーニングする時の注意事項
腹筋をやる場合は、筋肥大をしっかり意識して行うことが重要です。毎日腹筋100回!とかではなく、10回〜20回ぐらいでしっかり負荷を加えて、疲労困憊になる強度で、2セット~3セット行なって下さい。また他の筋肉同様に必要なタンパク質を摂取する事と、最低2日は休養を与えることも重要です。最初から腹直筋は割れているとは言え、ペラペラな腹筋が見えるよりは厚みがある腹筋が見えた方がカッコいいですからね。
まとめると
腹筋を効率よく割る為には、まずは体脂肪を落とすこと、次に腹筋だけでなく下半身の多関節でのトレーニングを取り入れること、最後に10回〜20回で疲労困憊になる強度で行い、しっかりタンパク質と休養を与えること。この3つを意識してみて下さい。この3つが実践できれば、きっとあなたも割れた腹筋が手に入るはずです。次回の投稿は、本日の内容に関連して、僕がおすすめする腹筋のトレーニングをいくつか紹介したいと思います。