皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。フリーウェイトで使うトレーニング器具と言えば、そうバーベルとダンベルですね。トレーニングをしている方であれば、一度は使った事があると思います。本日はそんなバーベルとダンベルの違いや特性について、より深くお話して行こうと思います。
バーベルのメリット
一番のメリットは重い重量を扱う事が出来、フリーウェイトの中でもフォームが安定しやすいという事です。バーベルはその名の通り、バーなので、左右差があったとしても、同じバーを握っているので、片方に限界が来ても、強い方(利き腕、利き脚など)でカバー出来ます。またバーは下の写真のようにある程度長さがあり、重りを受ける面も多くフォームが安定する為、高重量を扱うことが出来ます。但し、それがデメリットになることもあります。
バーベルのデメリット
確かに一本のバーを握っているので、フォームが安定しやすく、高重量を扱いやすくなりますが、左右差を感じやすくなります。一本のバーを握ってトレーニングをするので、必ずしも同じ割合で負荷がかかっているというよりは、どうしても利き腕、利き脚側で上げている感覚になってしまいます。ではこういった問題はどのように解決するのか?次で登場するダンベルを使えばこの問題は解決出来ます。
ダンベルのメリット
ダンベルでのトレーニングの最大のメリットは左右差がないという事です。必ず均等に負荷がかかる為、偏りなくトレーニングする事が出来ます。左右差が気になる、または作用差をつけたくないという方はダンベルでのトレーニングをおすすめします。但し、ダンベルもまたこの特性がデメリットになる場合もあります。
ダンベルのデメリット
ダンベルは上の写真のようにバーベルと違い左右バラバラで握る為、負荷がかかるポイントがバーベルに比べるとより部分的に、左右で離れて加わります。という事はフォームがブレやすく、何より1人でスタートポジョンにダンベルをセットするのが難しい為、高重量がなかなか扱えません。もうちょい重さはイケるはずなんやけど、スタートまで持ち上げるのがねぇ… 高重量を扱うようになればなるほど、皆さん絶対に経験するあるあるです。なので高重量でのトレーニングはどうしてもバーベルの方が有利になります。
まとめると
ダンベルとバーベル、それぞれのメリットとデメリットは把握出来ましたか?しっかりと重さを追って、筋力を向上させたい時はバーベル、左右差を無くし、よりフォームをしっかりと固めたい時はダンベルを使用してトレーニングするようにしましょう。今まで何げなく、トレーニングに取り入れていた方は、内容を理解して取り入れると、目的に応じて質の高いトレーニングが出来るようになります。是非明日からのトレーニングライフに活用してみて下さい。