皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。女性の皆さんなら必ずと言っていい程経験する生理での体重増。ダイエット中、体重がなかなか落ちずに悩んだ女性の方も多いのではないでしょうか? 本日はそんな生理に関する体重のお話しです。
そもそも生理って何?
女性の皆さんなら知っている方も多いでしょうが、男性の皆さんの為にも一応ご説明しておきます。女性は妊娠の為、受精卵を受け入れる準備をします。この時、より良い環境で受精卵を受け入れる為、子宮内膜が分厚くなります。受精卵が子宮内に来れば妊娠になりますが、来なかった場合は受精卵を受け入れる準備は必要なくなる為、分厚くなった子宮内膜は剥がれ、血液と一緒に排出されます。これが生理です。
生理とは? のお話しも終わりましたので、ここからは本題に入っていきましょう。なぜ生理により体重が増えるのか? についてお話していきます。
それ水分です
生理前や生理中は、先程お話した子宮内膜を分厚くするなど、妊娠の準備として体内に水分や栄養を溜め込もうとします。またその結果身体が浮腫みやすくなります。よくダイエット中で、生理になり体重が増えたことにより、テンション下がっちゃう方がいますが、ほとんどが水分で体重が増えているだけなので気にしなくて大丈夫です。
それプロゲステロン(黄体ホルモン)です
生理前や生理中ってなぜか食欲モリモリになりますよね? その原因はプロゲステロンです。妊娠に備えてこの時期は女性ホルモンの一種であるプロゲステロンの分泌量が増えます。プロゲステロンは血糖値の上昇を抑えるインスリンの働きをにぶくします。その結果血糖値が上がりきり、慌ててインスリンが大量に分泌され血糖値が急降下します。こうなるとお腹が空く感覚やタイミングが早まってしまい、食欲が止まらないになっちゃいます。
気にするのは生理後からでOK!
最後にメンタルについてお話します。特にダイエット中の女性の方は、上記のお話でもわかるように生理前、生理中は仕方のないことなので、あまり体重に関しては気にしないようにしましょう。半端じゃない量食べない限りはそんな簡単に脂肪は増えません。ほとんどが水分と思ってもらって大丈夫です。大事なのは生理後からです。生理が終わるとエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増え、ホルモンバランスも元に戻り、浮腫みや食欲も通常に戻ります。ダイエットをしている女性の方は、ここからまた気を取り直してトレーニングと食事制限をしていけば痩せることができるので安心して下さい。気にするのは生理後からでOKです!
まとめると
主にダイエットをしている女性の方に当てはまりますが、生理前、生理中の体重増に間してはあまり気にしない。大事なのは生理後にしっかり気を取り直してダイエットを始めること。こんな感じで、割り切った考え方で僕はいいと思います。女性でダイエットをしている方は、本日の内容を参考に上手に生理と向き合うようにしましょう。