チートデイについて

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。最近ではトレーニングをしている方に限らず、一般の方でもチートデイという言葉を、よく耳にするのではないでしょうか?外食や飲みに行っては「今日はチートデイだから」と何かと使いたがる人が多くなりました。まぁ僕もその中の一人ではありますが… 本日はそんなチートデイについて、お話していこうと思います。


チートデイとは?

そもそもチートデイって何? という方もいるかもしれませんのでお話します。チートデイとは、好きな物を好きなだけ食べる日のことで、日本語に直訳するとだます日という意味になります。ちなみに何をだますかと言うと身体をだます日になります。えっ!なんとなく何でも食べていい日ってのは知ってたけど、身体をだます?どゆこと? 確かに何も知らない方は、少しパニックですよね。ではなぜ身体をだまさなくてはいけないのか? それはダイエットにおける停滞期を打破する為です。


チートデイは停滞期の為にある

ダイエットをしていると必ず体重の停滞期は訪れます。これはなぜかと言うと、少ない摂取カロリーでの生活を継続的に行うと身体は、最近この人あんま食べてないけど大丈夫? ちょっとやばくない? このままやったら死んじゃうから省エネモードにしょうぜ!と生命維持を優先して代謝を落として生きようとします。そうなるとダイエットを始めた頃のようにエネルギーを消費していこうというモードから、なるべくエネルギーを消費しないモードに切り替わり、停滞期へと繋がります。ではどのように停滞期を打破するのか? ここで必要になるのが、身体をだますことです。ダイエット中に制限している糖質や脂質を、しっかり食べて摂取カロリーを増やすと身体は、あっ!この人ちゃんと食べたよ。エネルギーも蓄積されたし、省エネモード解除してもいいんじゃねぇ? と一時的でもだまされてしまい、通常の代謝にまた戻ります。チートデイはダイエットにおいて、食事制限でのメンタルを回復するというご褒美的イメージが強いですが、停滞期を打破することが一番の目的だったのです。


体温を測る

停滞期の見分け方として、もちろん体重が大きな判断材料となりますが、体温も一つの判断材料になります。代謝が低下してくると体温も下がります。具体的には0.2℃~0.3℃平熱が下がっているようでしたら、停滞期を疑いましょう。最近ではコロナで検温する場面も多々あると思いますので、体温も一つの判断材料として気にかけて下さい。


無駄にチートデイを入れない

1週間に1回や10日に1回はチートデイを取り入れましょう。みたいな情報もありますが、食事制限でのメンタルが持たないという方以外、基本的には停滞期が来てから取り入れるようにして下さい。チートデイは絶対に取り入れないといけないものではありません。無駄に取り入れまくって、全然体重が落ちません… ということにならないように気をつけましょう。


チートデイの翌日はトレーニングする

チートデイ後はグリコーゲン(筋トレ時のエネルギー源)が蓄積され、食事制限をしていた頃よりも、トレーニングの質が格段に上がります。また省エネモードから消費モードに身体も切り替わっているので、エネルギーも食事制限中に比べると消費しやすい状態になっています。この2つの理由から、チートデイ後は必ずトレーニングをするように心がけて下さい。


まとめると

チートデイの目的は、ダイエット中の食事制限に対する、メンタルの回復だけではありません。一番の目的はダイエット停滞期の打破です。本日の内容を参考に、しっかり取り入れるタイミングを見極めて、上手に活用しましょう。

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