筋トレすると背がのびないって本当?

皆さん、おこんにちは。古賀市、福津市のパーソナルトレーニングジム、MUSTACHE代表、材木です。子どもの頃から筋トレすると背が伸びなくなる… 夜に口笛を吹くと蛇が出るぐらい、昔からよく言われていますよね? まぁ夜に口笛吹いて、蛇出たこと一度もないですが… お話戻しますと、実際に筋トレと身長の伸びは関係があるのかどうかについて、本日はお話していきたいと思います。


背が伸びなくなるという医学的根拠はない

背が伸びなくなると言う人の意見としては、筋肥大し過ぎると筋肉が骨の成長を邪魔するという意見が一番多いですが、結論から言うと今のところそのような研究結果はありません。まず骨の成長を止める程の筋量を子どもは持てんでしょ?って話ですからね… なので筋トレすると背が伸びなくなるというのは、単なる噂に過ぎません。


トレーニングすると伸張が伸びやすくなる

逆に適度なトレーニングに関しては、骨に程よいストレスを与え、成長ホルモンも分泌するので、身長が伸びやすくなることが研究結果で明らかになっています。成長ホルモンは筋肉を合成するホルモンで有名ですが、骨の成長にも働くホルモンになります。骨の軟骨細胞に成長ホルモンが働きかけ、軟骨細胞が増殖することで骨が伸び、身長が伸びていきます。


タンパク質が大事

そして、この軟骨細胞の栄養素が、タンパク質になります。今や子ども専用のジュニアプロテインなんかもあるぐらいです。タンパク質は子どもの身長を伸ばすことにおいて、とても重要な栄養素になります。ママさん、パパさんはお子さんの身長を少しでも伸ばしたいなら、しっかりとタンパク質を食べさせ、適度なトレーニングをさせて下さい。


高重量でのトレーニングは気をつけて

とは言え、高校生以下の子どもについては、高重量でのウエイトトレーニングはなるべくしないようにしましょう。理由はケガに繋がりやすくなるからです。成長期の子どもの骨や軟骨は大人に比べて柔らかく、高重量の負荷をかけてのトレーニングだと関節への負担が大きくなります。結果ケガに繋がり、トレーニングができなくなる為、成長ホルモンが分泌できず、身長が伸びなくなってしまいます。基本的に高校生以下は自重でのトレーニングをメインに、ウエイトを使用する場合は15〜20RMぐらいを目安に僕のジムではトレーニングしています。以下小学生からのトレーニング強度のまとめになります。

  • 小学生 → 自重(15〜20RM)
  • 中学生 → 自重(15〜20RM)
  • 高校生 → 大人同様(身長が急激に伸びているのであれば自重もしくは15~20RM)

まとめると

トレーニングをしたから背が伸びなくなるというのは、完全に迷信です… むしろ身長を伸ばす上ではトレーニングとタンパク質の摂取が重要になります。本日の内容を参考に、お子さんがどの年齢なのかを当てはめて、トレーニング強度を選択して下さい。

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